赤い誘蛾灯

 水族館劇場の10日間の公演中、たくさんの古本屋と出会った。遭遇した。こんなにたくさんの古本屋を吸い寄せる水族館劇場、桃山さんの古本屋オルグ力は凄い。一体何人の同業者と出会ったか、一応まとめておこうと思う。  

 

 

 往来座の瀬戸さん! 瀬戸さんとはたまに市場で偶然会うくらいで、市場で会うことも年に数回の瀬戸さんに花園神社で会えたのは嬉しかった。同じ頃、開業した信天翁さん。一緒に観た石神井書林さん、月の輪書林さん、股旅堂さん、DIG OUR SOULさん。もちろん、流浪堂さん。秋桜書店さん。古書ほうろうさん。九州の西海洞書店さん。ぼくが出会っただけでもこれだけいる。古本屋誘蛾灯としての水族館劇場。桃山さんの古本屋戦略は他の劇団には絶対真似できないものだと思う。  

 

 

 それにしても、古書ほうろうさんや流浪堂さんなど素晴らしい店舗がある古本屋と比して、「あの古本屋を自称している赤いドリルというやつは一体何を売って商売しているのだろう?」と水族館の人たちもきっと不思議に思っていることだろう。

at 21:54, 古書赤いドリル, -

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赤いサラメシ

 職安通りをクルマや自転車で通るたびに気になる店がある。「東京赤い屋台」。ぼくが云うのもなんだが、変な名前だ。24時間営業の韓国料理店。なんでこんな店名にしたのだろう。無性に親近感が湧く。まだ入ったことはない。昔ならいざ知らず、最近では夜中や明け方に韓国料理屋を探すような機会がない。いちど入ってみたいと思いつつ、もう2年くらいになる。  

 

 

 昨日は花園神社をあとにして、自転車で帰宅後、冷凍ミートソースをチンしている間にソファで気を失っていた。麦とホップを開けて、録画していた広島ヤクルト戦を再生し、得点シーンを探している間に寝ていたようだ。缶ビールは半分以上残っていて、電子レンジのミートソースは冷えていた。ヤフオクのチェックをしてから布団に横たわる。  

 

 

 本の散歩展が終わってから、いや、ここのところがずっと、今月が勝負と自分に言い聞かせながらしのいできた。今週末の城北展で展覧会確変シーズンは終了。水族館劇場花園神社公演の思い出として、本の散歩展翌日からの1週間を書き留めておこうと思う。  

 

 4月16日の日曜日、本の散歩展は月の輪書林さんの会、ぼくも副会長として心の持ちようが違う。翌日はドッと疲れるが、とにかく当選品の梱包発送を急ぐ。夕方から花園神社。三軒茶屋の郵便局から帰ってくると千代次さんからメールが入っていた。17時過ぎに行きます、と返信。初夏のような気候。Tシャツ1枚で自転車を漕ぐ。中原さんから「仕事」内容の伝授。客入れ「下手」担当。楽屋でゴハンを頂く。毎日、「ゴハン食べて」と中原さんやファニーさんや千代次さんに声を掛けて貰ったが、食べたり食べなかったり。これ、水族館劇場の「サラメシ」として、NHKで特集してほしいと今更思っている。次回公演のときはぜったいNHKは取材に来るべきだ。日曜日は高校時代のノイズ仲間の健ちゃんが観にきてくれていて感動。ぼくのブログで公演を知り、来てくれたとのこと。昔、健ちゃんに第三エロチカを猛烈に押し売りして一緒に観に行ったことなど懐かしく思い出す。劇団を作りたいとよく健ちゃんに語っていたが、劇団作るどころか芝居のことなどすっかり忘れて物欲の権化として生きた20代から30代半ば。反省してます。夜、公演終了、打ち上げが始まったので帰る。自転車の後輪がパンク。参った。仕方なく押して帰る。しかし、自転車押して帰ったら1時間半。帰ってから仕事もある。パンクした自転車にまたがり、無理やり漕ぐ。笹塚付近で完全に止まった。有料駐輪場にとめて笹塚より歩いて帰った。  

 

 

 4月17日の月曜日、梱包発送。市場は断念し、早めに家を出て笹塚に向かう。パンクした自転車を出庫し、近くの自転車屋に修理を依頼。幸い30分で治ったので、再び駐輪場に停める。今夜は雨なので一晩寝かせることにした。笹塚からは新宿三丁目まで1本であることに改めて気づいた。花園入り。雨が降ってきた。今夜は馬込さんと一緒に観る予定だったが、ぼくは客入れ終わったあとそのまま最前列の端っこで観た。日曜日は前芝居しか観てなかったので、やっと通しで満喫。終演後、椎野礼仁さんと馬込さんと3人で呑む。坂東国男書簡の顛末など。電車で帰宅。  

 

 

 4月18日の火曜日、出勤まで仕事。16時頃電車で新宿へ。花園。本日も客入れ後観劇。前芝居かせお客さんが湧く。8日間連続して前芝居を観たが、何度観ても、秋浜さんが演じる大黒天登場シーンはゾクッとした。かっこいい。風車の上に立つ秋浜さんと劇場のてっぺんから顔を出したファニーさんとの「空中戦」は初っ端の見せ場。

 

 

 

 

 

 

 幕間のビールがものすごい勢いで売れていた。お客さんのトイレ、この日が一番多かった。終演後、皆が飲んでいるお店に合流。帰り、笹塚で自転車をピックアップ。  

 

 

 4月19日の水曜日、昼から神田、資料会。しかし特に買うものがなくてすぐ終わってしまい、一旦帰宅し2時間仕事してから自転車で花園入り。今日は客入れ後、「早退」。仕事。  

 

 

 4月20日の木曜日、日昼は仕事、17時頃花園。流浪堂さんと話す。平日なのに超満員。打ち上げの途中で帰宅。帰路、いつもアタマの中では大黒天登場シーンの音楽がリフレイン。

 

 

 4月21日の金曜日、朝7時過ぎに高円寺搬入。9時帰宅。ネット作業後、明治古典会。2カーゴ弱買う。戦前、戦時下の教育関連のひとくち、片っ端から入札。風船舎さんの伝説の目録のアレの続き。「あの口にまだ続きがあったなんて」と驚く。ぼくのプランでは3時半に神田を出てのんびりと花園までサイクリング、途中定食屋にでも寄るつもりだったが、とんでもなくバタバタだった。会館で落札品を慌ててカーゴに積んでいるぼくを見つけた石神井さんが「東京戦争か」と笑っている。それでも落札できなかったものが10点以上。買えなくて、本当に良かった。全て落札していたら100万超えていた。危ない。2カーゴの落札品、段ボール11箱に詰め込んで発送。17時過ぎ神田を出て、自転車を飛ばし花園。お客さんは超満員だったが、制作サイドとしてはまだまだ物足りない様子。本日も空中ゴンドラ席は登場せず。  

 

 

 4月22日の土曜日、好書会。今回は完全に売れ残りのみ。新ネタなし。ここ3ヶ月で12個の展覧会のうちの11個目。こういう週を作らねばこなせないのだ。16時、高円寺出発。16時30分、花園入り。雨が降り出す。天気予報とはまるで違う本格的などしゃ降り。300個以上のレインコートを買い集めたらしい。おそらく新宿近辺の100円ショップや量販店からレインコートが消えたのではないか。雨が降れば劇団員、スタッフたちの仕事はさらに増える。何も千秋楽の前日の土曜日に降らなくても。去年の芸濃町の帰りもすごい雨だった。バスを待った深夜の名古屋駅を思い出す。2度目の石神井さんと少し話す。どしゃ降りのなか、秋浜さんはいつものように綱渡り。みんな、気づいているかな? 飛行機に気を取られて綱渡り気づいてなくない? 客入れに30分。客入れを終えたあとも雨は止まない。傘置き場の上のシートに溜まった水を「龍」の場面に合わせて落とすことになり中原さんと棒を持って「龍」を待つ。「龍」! 突く。大洪水。中原さんもずぶ濡れ。ぼくも脛あたりまでずぶ濡れになる。終演後、雨の中を自転車で帰る。手の感覚がない。冬山の遭難者が味わう寒さを想像する。それに比べれば大したことない。笹塚を過ぎてラーメン屋に入る。ビール、ラーメン。手の感覚が戻った。外に出たら、余計寒い! まっすぐ帰れば良かった…。風呂に入って思う。あの寒さの中、ずぶ濡れになった役者やスタッフは風呂に入れたのだろうか。どうか銭湯の熱い風呂に浸かっていてほしい。  

 

 

 4月23日の日曜日、千秋楽。素晴らしい天気。青空がこんなに嬉しいなんて。新宿に自転車で通うのも今日が最後。玄関にうず高く積まれた段ボール箱を掻き分け、新宿へ。花園の参道が心なしか浮ついているように見える。前芝居を目に焼き付けよう、大黒天が「悪いやっちゃなー」と挨拶する最初の登場シーン、あまちがここ新宿を睥睨する場面を。ラストシーンは皆で袖から見守る。森田さんがたまたま通りかかって、釘づけになっている若者にレクチャーしていたのがなんとも水族館らしくて可笑しかった。たまたま通りかかったその若者、舞台袖から見たラストシーンに本当に感動していた様子だった。きっと次回公演のときは見に来てくれることだろう。森田さんに御礼を告げて帰ってゆく若者、最後にいいもの見れてぼくも嬉しい。桃山さんの挨拶に万雷の拍手。打ち上げも明日からの解体に備えて、役者たちはほとんど呑んでる様子はない。左門さんは池に入り鯉をすくっている。大団円を迎えて尚そこがゴールではない。普通の劇団だったら、千秋楽の次の日に「劇場」を解体はしない。5階建てのビルほどもある劇場を解体する作業がどれだけ大変か、ぼくの想像力では足りない。その夜、神宮ではカープが逆転勝利で連敗脱出。  

 

 

 

 

 4月24日の月曜日、7時に高円寺。搬出。商品を仕分け、ネット用のみ自宅に運ぶ。梱包、発送、幼稚園迎え。やっと一息ついた頃、石神井さんからメール。ぼくの客入れしている様子を写真で撮ってくれていて、それを送ってくれたのだ。それは、実にいい写真だった。今週49歳になろうかというオヤジには見えない、ウブかったのである。

at 21:00, 古書赤いドリル, -

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出勤前

 散歩展が終わって、夜は水族館劇場。月曜日と火曜日は観る。それ以外の日はプチお手伝い。特に火曜日は素晴らしく、完璧だった。それにしても、公演前の準備段階から考えると団員の疲労度はいかばかりか。三重で一回劇場を作り解体、その資材を東京に運び3月24日から着工、公演中も開演前はメンテナンス、で、本番、閉演後はお客さんとの交流。想像しただけで倒れそう。  

 

 火曜日の閉演後は坪内さん、佐久間さん、そして石神井さんや月の輪さん、股旅堂さん、間宮さんら古本屋仲間と呑みに行ってえらく楽しかった。芝居の余韻もあり、尚更酒席が楽しかった。  

 

 夕方は新宿。早朝から「出勤」まで仕事。

 

 

 

 

at 13:17, 古書赤いドリル, -

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神の愚挙@新宿花園神社

 

 先週末は五反田遊古会、今週末窓展、来週末散歩展、ここまでがキツい。再来週末の好書会の週で充電して、ゴールデンウィーク初っ端の城北で5連チャンを締めるという今月のカレンダー。去年の夏、宮崎から帰京してからほぼ休みなく働いてこどもたちを何処にも連れてってないという申し訳なさもあり、ゴールデンウィークくらいは遊びに連れてこう、しっかり稼ごう、と。4月、プロ野球開幕、東都開幕。ユーロスペースでなんと『ウルボ』公開!絶対見逃せない。そんなこんなで今月も一段と忙しいのだが、今月のハイライトはもちろん水族館劇場の花園神社公演である。4月14日の初日まであと10日弱。先週、1日お手伝い、昨日は午前中だけお邪魔した。巨大な劇場が建った。こんな巨大な劇場を10日間の為に建てる、それだけでなんとスケールのでかい「愚挙」だろう。狂気に近い。一個の芝居を作る為に無償の肉体労働に勤しむ劇団員が皆「神」に見える。通常は3ヶ月くらい掛ける工程を今回は約3週間での築城とのこと。芝居の稽古の時間が全くないんじゃないだろうか?外野から余計な心配。まず劇場を建てることから始まる、そんな劇団は他にない。団員の無償の労働によって建てられる大仕掛の野戦攻城の完成が待ち遠しい。公演は14日から23日。たった10日間だけ新宿に出現する。

 

 

 

先週の火曜日はまだ桜も殆ど咲いてない。

 

 

 

空も少し冬っぽい。


 
骨組の向こうに明治通り。


 
1週間ぶりの花園神社は桜が満開寸前。季節が変わった。


 
資材は相変わらずいっぱい。


 
黒いシートで覆われた劇場。


 
マジ、でかい。


 
昼で帰るぼくにファニーさんがおにぎりを持たせてくれた。なんと缶ビールが入っていた。のどカラカラだったのがバレていたのだろう。2017年イチ旨いビール。


 
ファニーさんのおにぎり、涙が出るほど美味かった。やっぱり水族館劇場の人たちは神かもしれない、と思いながら食べた。

at 07:26, 古書赤いドリル, -

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泣いて謝る。

 拍子抜け、肩透かし…。「狂乱の23日」なんてテンション上がってたが、蓋を開けてみればいつもの木曜日。清宮対馬淵監督は雨天順延で明日に。WBCは日本敗退によりもう結果はどうでもよい。これはきっと証人喚問もつまらない結果になりそうだ。

 

 

 WBC、エラーがどうしたとかミスした方が負けとか、そんなのは敗因じゃない。打てなきゃ勝ち上がれないのは明白。日本が優勝した最初の2回と今回ではまるで違う大会。アメリカのピッチャー、みんな凄かった。あんな凄い投手を相手に送りバントで1点もぎとろうとしても…。山田哲人に送りバントなんてあり得ない。数少ないホームランを打てる可能性を秘めたバッターに送りバントさせてるようじゃ…。バッターが菊池だったら送りバントでもよかったけど。スモールベースボールという発想は忘れるべきだと思う。折角、山田や筒香や中田翔のような豪快なバッターが育って来たし、大谷や菅野や千賀、みんなでかい。機動力はいい、でも最早「スモール」にこだわる時代ではないと思う。というか「スモールベースボール」なんて云ってたら、あのアメリカの投手陣から点獲れないよ、と思った。  

 

 

 或る意味予想通りの敗退の姿に、証人喚問も政権与党の思惑通り、籠池という嘘つきのオッサンの狂言に帰結という「オチ」が垣間見えた。ぼくの理想はこうだ。安倍が泣きながら「籠池さんに百万円渡しました」と認めて首相辞任。何人かの閣僚が「口利きやったのはぼくです」と手を挙げて罪を認める。小学校の道徳の時間のように、誰もが自分に正直になって告白をはじめる…。松井や橋下も大阪で森友応援団であっただろうから、奴らのことも「売る」。みんな続々「売る」。安倍政権崩壊。これが理想。  

 

 

 さて、どうなるか。

at 07:44, 古書赤いドリル, -

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2017年4月14日より花園神社にて。

 これは手強いな…と思った。日曜日、TBSのサンデーモーニングの流れでサンジャポの森友学園問題報道を観ていたら、テリー伊藤が宣っている、「籠池なんかと安倍総理を同じ土俵で論じるのは失礼だ」と。ホリエモンは渦中の菅野完さんを「また訳の分からないのが出てきた」と評し、森友学園問題はかつて自分が巻き込まれた「偽メール事件」と同格と語る。さすがに司会の太田が、太田はちゃんと『日本会議の研究』を読んでいたようで、彼らにも分かるようにことばを選びながら諭していたのが面白かった。いや、面白がっている場合じゃない。この期に及んで、安倍やその周辺の連中の「犯罪」を追究しようとする気炎もなく、むしろ誰に頼まれたのでもなく無意識に「護ろう」とする連中がテレビにはウヨウヨしているのだ。テリー伊藤を観ていると、まさしく大政翼賛会、戦時中に嬉々として国家に忠誠を捧げたのはきっとテリーみたいな奴なんだろうなとつくづく思った。この問題、籠池という変なおじさんの「妄想」でした、というオチで終らせることだけは阻止せねば。  

 

 

 そんな手強いシールドで護られた「世界」の一角を壊すべく、新宿花園神社に水族館劇場が降臨。2017年4月14日から23日まで。5月の花園と云えば唐組、その唐組公演に先駆けて、水族館劇場の花園デビューである。驚嘆すべきは、本公演に備え、団員達はこの1ヶ月間、三重県にて劇場の「試作品」を作っていたという。「劇場」を作り、毀し、新宿の地にもう一度再構築し、そして毀す。そんな「準備」をする劇団が何処にあろう。新宿にたった10日間だけあらわれる蜃気楼の城を見逃す手はない。  

 

 

 3月末日より当店は5週連続即売会という過酷カレンダーに突入するが、4月のメインテーマはあくまでも水族館劇場『この世のような夢』である。

 

 

 

 

at 06:34, 古書赤いドリル, -

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狂乱の23日!

 先週はかなりハードで、両足こむら返りという初体験も。根性で大概のことは乗り切れるかと思っていたが、それは誤解だった。登山経験ゼロに等しい自分がいきなり「根性」だけで冬山を登攀できるわけはない。それでも古書愛好会は場で売れまくり、今週末は紙魚之会。  

 

 

 それにしても、近年稀に見るニュースの盛況ぶりじゃないか。主役は森友学園。どんどん面白い方に展開する。誰か放送作家がいるんじゃないかと勘繰りたくなるくらい。塚本幼稚園の存在をいち早く世に知らしめた菅野完氏が何故か囲み取材を受けている。籠池さんも政権にはしごはずされまくり、早くから自分を取材してくれている菅野さんに頼らざる得なかったか。昨日の野党代表の真ん中でピンと背筋を伸ばした籠池さんの姿には笑った。こうなると籠池さんには破壊力たっぷりの「爆弾」と化してもらいたい、籠池さんを応援してしまう自分がいる。それにしても、この森友学園問題、インパクトはロッキード事件に匹敵するんじゃないか?それは大袈裟か。でも、安倍政権が斃れたら…。破壊力はロッキード事件に相当?ロッキードの児玉隆也、森友学園の菅野完、大疑獄には主役を張るジャーナリストが欠かせない。  

 

 

 さて、23日は狂乱のニュース祭りになる可能性がある。WBC決勝に日本が進んだ場合、午前10時試合開始。日程が順風ならば23日の午前中に清宮早実対馬淵明徳。籠池さんの国会証人喚問は何時かわからないけれど、ある。23日までにテレビをあと2台買う。

at 06:53, 古書赤いドリル, -

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千載一遇のチャンス到来!

 何処かで聞いたことのある名前だな、と思っていた。西武の森友哉をすぐに連想してしまうのだったが、あの!塚本幼稚園の母体と知って、これヤバいじゃん!と興奮した。ついに千載一遇のチャンスが来たかもしれない。菅野完のその著作で塚本幼稚園のことを知り、その後、東京新聞の記事などでもそのヤバさがたびたび伝えられてきた塚本幼稚園の母体が「安倍晋三記念小学校」を作ろうとしていたとわかればあらゆることに合点が行く。安倍はもちろんのこと「武力衝突」の稲田はじめその周辺にはうじゃうじゃと政治家が蠢いている。このチャンスをものにできなかったら野党を名乗る意味はない。今週のSPA!はいつも以上に待ち遠しく、案の定菅野さんのコラムはそのネタにも触れているし、それだけじゃない。モノクロでも塚本幼稚園をプチ特輯。菅野さんが書いているように、国有地払い下げという問題以上に、レイシスト学園を安倍総理夫妻や防衛大臣が支援していることの重大さ、レイシスト学園の教育理念を掘り下げなければ「事の重大さ」には辿り着かない。というか、その尻尾を逃しかねない。この国の総理、この期に及んで尚支持率をプチ上げてしまうプチモンスター総理の「綻び」をなりふり構わずつつき回して欲しい。 「辻元 頑張れ」。 塚本幼稚園の運動会の宣誓文風に締めてみた。今週のSPA!、2月28日号の菅野さんの記事を是非読んでもらいたい。そのヤバさをみんなで分かち合いたい。そんな気分だ。

at 07:05, 古書赤いドリル, -

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春闘

 いよいよ本格的に即売会シーズン開幕です。本年2回目の五反田遊古会を終え、ここから確変。今週末の2月3日4日は窓展@神田。翌週11日12日杉展@高円寺、ここまで3連チャン。1週空いて、2月25日26日好書会@高円寺。1週空いて、3月11日12日愛好会@高円寺、翌週17日18日紙魚の会@神田。1週空いて、ここからがキツイ、3月31日4月1日五反田遊古会、翌7日8日窓展@神田、翌14日15日散歩展@五反田、翌22日23日好書会@高円寺、翌28日29日城北展@神田…5連チャン。  

 

 

 即売会が続くとネット作業に皺寄せが来てしまうのが痛い。即売会は経費も高いし、搬入搬出も含めれば拘束時間も長い。催事に比べれば会館展は短い。よって会館展以外はやらないことにしているが、それでも3日間は奪われる。即売会の準備期間を換算すれば3日間じゃきかない。それでもやめがたいのは即売会の楽しさだろう。残念ながら、結構楽しい。即売会だけで食っていければかり楽しいんじゃないか、古本屋は。いまでも充分楽しいけれど、即売会オンリーだったら、まるで遠藤ミチロウのよう。ミチロウはあるとき「ライブだけで食えるか」と、ギター1本どさ回りの歌手になった。ときたまCDは出すにしても、還暦前後の頃ですら月に10本くらいのライブをこなしていた気がする。いまは知らない。喫茶店のようなところでも唄うミチロウ。ライブを終えてビジネスホテルで即席ラーメンを食うミチロウのイメージにぼくは大いに感化された、昔のことだけど。即売会は「ライブ」、そういう意味ではぼくにとっての2月3月4月は春の都内3ヶ所巡回「ツアー」。「春闘」である。「ライブ」だけでは食っていけないけれど、ガンガン「新曲(新ネタ)」投入して「ツアー」を乗り切らねばならない。先は長い。

at 10:15, 古書赤いドリル, -

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2016年

 2016年はずっと仕事していたような、仕事しているうちに終っていたような、そんな年だった。カープの優勝、トランプの大統領選勝利がもたらすもの、原発避難者いじめ。何よりも、相模原の障害者大量殺人に捉われた。  

 

 自分はこの国の役に立ちます、と時の政権に手紙を送り「役に立たない」と思われる重度障害者を殺す。誰の「役に立たない」のか?そもそも誰かの「役に立つ」必要があるのか?犯人がそれほどまでにこの国の「役に立ちたい」と願ったのは何故か?  

 

 昨日、トランプが大統領に就任。独逸ではヨーロッパの右派軍団が集会を開いたらしい。もしかしたら、こういった潮流のきっかけを作ったのは安倍かもしれないな、と思った。最もうまくやってるのは安倍かもしれない。これほどくみしやすい国民が他国にいるだろうか。沖縄にオスプレイが落下しようが、高江や辺野古で収奪が行われようが、SMAPの解散は受け入れられないと署名する人たちが何十万人もいたり、その解散をワイドショーの芸能ネタとしてではなく、ふつうのニュースの枠で「辺野古」や「カジノ法案」と同列に伝えるこの国ほど「楽勝」な国はほかに、きっとない。  

 

 原発避難者いじめの発覚は、「絆」とか「日本を元気に」とか、そういった薄っぺらいことばの「嘘」に、無意識のうちにストレスや違和感をおぼえていたこどもたちの「反乱」だろう。美化され続ける日本の「国風」に抗い、原発避難者へのいじめ、避難者からの「搾取」という事実を認める訳にはいかなかった学校側の「隠蔽」…。これ以上に日本的な、日本らしい、日本人ならでは、の事件はない。これぞニッポンだ。これがニッポンだ。原発事故後に発覚している無数の課題を放置したまま再稼働を推進するこの国ならではだ。東芝の原発事業の損失問題ほど愉快な話はない。日本では原発の安全対策のコストを安く見積もっているから、原発は「儲る」事業だった。だから、利益率の低い白モノ家電に見切りをつけてウェスチングハウス買収という高い買い物をしたのだろうけど。  

 

 2016年、最も面白かったドキュメンタリーは『ETV特集』の「わたしのCasa」。静岡の田圃の真ん中に置き去りにされたような団地に寄せ集められた日系南米人と高齢者。中学を卒業して臨時工などで食いつなぐ若者の夢はヒップホップの世界でのしあがること。若者の母親のおじいさんは沖縄出身。ソテツ地獄から逃れてペルーに渡る。やがて、その地で大東亜戦争の影響で弾圧や差別に苦しむ。祖父はこどもたちをペルーに残したまま死ぬ間際、沖縄にかえる。沖縄には祖父のもうひとつの家族があった。虐げられた人たちの流転。まるで水族館劇場の芝居を観ているようなこのドキュメンタリーは、2016年観たテレビ番組のなかで最も激しく揺さぶられた。ラスト、田圃のまんなかの団地に帰ってゆく日系ペルー人母子。その絵と、移民排斥を訴えるいまの時代の「空気」を重ね合わせてみる。  

 

 ドラマでは『闇金ウシジマくんシーズン3』。尼崎を思わせるような洗脳事件を。映画は『闇金ウシジマくんファイナル』。こちらは貧困ビジネスを。『闇金ウシジマくん』で描かれる貧困ビジネスは強烈である。映画『〜ファイナル』のラスト近くのやべきょうすけのせりふに泣いた。山田孝之至上主義。新年早々、またすごいのがはじまった。『山田孝之のカンヌ映画祭』。『赤羽』につづいて、これも狂ったドラマである。こんな連続ドラマをテレビでやってくれるなんて、蛭子さんと太川さんのローカル路線バスが終っても、やっぱり今年もテレ東だ。

at 08:37, 古書赤いドリル, -

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