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ふたつの死

 日揮の最高顧問としてアルジェリアで殉職した新谷氏のテレビ報道を見ていてハッとした。横浜国大工学部出身で66歳、1971年に入社。ということは、革命左派の横浜国大組とほぼ同世代じゃないか。現在66歳として1946年か1947年生まれだから、横浜国大組で山岳ベースで死んだ寺岡恒一さんよりはひとつ年上。ただ、新谷氏は1971年入社とのことなので同じ工学部の寺岡さんや雪野さんとは大学構内で顔を合わせているかもしれない。ちなみに山岳ベースで死んだ大槻さんは1966年、金子さんと寺岡さんは1967年にそれぞれ横浜国大に入学している。当時の横浜国大工学部の様子を雪野さんが『証言2』で活写しているのだが、学生たちのイキイキとした様子が伝わって来る。新谷氏がどんな学生生活を過ごしたかは知る由もないが19691月からの全学ストの最中に籍を置いていたことは間違いないだろう、時を隔てて遠くアルジェリアの地でテロリストに殺されるとは、まさしく人生の数奇としか言いようがない。

 

 寺岡恒一さんは1948125日に生まれている。なんと今日だ。生きていたら寺岡さんは今日65歳になっていたはず。山で「処刑」されたのは1972118日、24歳の誕生日を目前にして。

at 11:27, 古書赤いドリル, -

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