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今日が昭和の日と初めて知った。

 ずっと荷造り。ただいま19本。たった19本、汚れている本が多く、磨いてから値札を貼ってると結構時間がかかってしまう。城北展搬入は明日。城北展のツートップ、ねこやさんとおどりば文庫さんに枚数勝負を挑むことにした。売上ではなく枚数を競い合うことに。ちょっと無謀な勝負ではあるが、5連戦の最後だから売りまくって締めたい。


 ゴールデンウィークなのでこどもたちを何処かに連れて行ってあげたいと思う。ぼくが行きたいのは渋谷に1号店をオープンさせたタコベル。自他ともに認めるアメリカンジャンクフード好きのぼくとしてはタコベルのオープンは待ち遠しかった。ネットニュースによると凄まじい行列のようで、しばらくは、少なくとも連休中は無理そうだ。平日の朝にでも行こう。

 

 期せずして、最新号の『en-taxi』も「アメリカ」特集だ。正確にはアメリカ特集ではない。巻頭がベ平連の吉岡忍、特集は「常盤新平がのこしたもの」。前号が出た際に確信し、今回もあらためて『en-taxi』はいまいちばん面白い雑誌だと思う。特集はもちろんだが、連載もよい。重松清の「一万六千字」は毎回重松さんの思い入れに泣けるし、西村賢太の対談は鉄板で愉快。坪内祐三さんの随筆では記憶が甦る。東急プラザの2階の喫茶店のアイスクリーム!ぼくも何度か食べた記憶がある。どういう経緯でその喫茶店「フランセ」に入ることになったのかさっぱり思い出せない。五島プラネタリウムに行った帰りだろうか。しかし、坪内さんがそうであるように、ぼくも小学生の或る時期からは梅ヶ丘駅からバスに乗ってひとりでプラネタリウムに行くのが常だったから、ひとりで「フランセ」に入るはずがない。家族でデパート(東急本店)に出掛けた帰りだろうか?中学生から高校卒業までの6年間は渋谷を経由していたので、東急プラザの紀伊國屋書店もたまに利用した。しかし、新宿の紀伊國屋書店ほどではない。先日のアド街の特集は「昭和の渋谷」。東急文化会館や東急プラザが消えてしまった渋谷に残る昭和遺産を探すナイスなテーマだった。録画をざっと流し観しただけだけど。キンキンへの何らかメッセージがあるかなと気になって録画しておいたのだ。ところで、西村賢太が対談した小説家、真梨幸子。初めて知ったけど、一冊も小説をまだ読んでないけどファンになった。文庫化が決まったとき、水道が止められていたらしい。沸き上るシンパシー。西村賢太ファンというところも含めて。ちゃんと新刊書店で買って読もう。ブックオフで買ったところで作者の懐に入らないものね。坪内さんの随筆には古書サンエーさんが渋谷(大和田マーケット付近)の生き字引として「出演」していた。常盤新平特集では出久根さんが思い出を綴っていた。今号は(も)古本屋が活躍する一冊でもあった。

 

 さて、47歳になったところで何が変わるわけでもなく、ただひたすら「荷物」を作っているだけである。ただ、月曜日の市場は楽しかった。ぼくの最も好きな「中央市」の「中央市」らしい盛りだくさんさでついついひとりヒートアップ。無意味に高い買い物をしてしまった。誕生日のご褒美ということでよしとしようか。払うのは自分だけど。どっこい、仕入れという名のセルフご褒美だけじゃない。プレゼントも貰った。風船舎さんから警視庁特科車両隊の『隊史』を。初めて見る。1969年、新左翼運動各党派の武装化を受けて創立した隊の十年史だから、あの時代のゲバルト写真に溢れている逸品だ。さすがにそろそろ出さないとヤバいと焦っている自家目録で使わせて頂くつもり。風船さんからもそのメッセージがバシバシ伝わってくる…。



 

 もうひとつ、石神井書林さんからは惜しくも落選した塩見孝也候補のアッピールが掲載された清瀬市会議員選挙公報。わざわざ清瀬まで出掛けて貰ってきてくれた貴重な「資料」である。


 

 期せずして歓びを味わった誕生日であった。市場では欲しかった品物をいくつも買い逃し落胆も噛み締めた。やはり市場は厳しい。帰り際、風船さんとすれ違う。強い札で落札していた戦前の雑誌について質問したところ「さあ、よくわかんないです」との返答。大いに勇気づけられた。

 

 貰い物と云えば、先日の散歩展で。ぼくの棚に差してあった『古本屋 月の輪書林』を持ち出したシルバーゼラチン吉田さん。「ドリルさん、月の輪さんにサインして貰ったらもうちょっと高く売れますから」。しばらくして、月の輪さんを探しに行ったゼラチンさんが興奮して帰ってきた。「ドリルさん、これはもう売れません!!」。見ると見返しに月の輪さん直筆イラストが。どうやら吉田さん、「イラスト入りのサイン」を所望したらしい。月の輪さんも困惑したことだろう。しかしおかげでとんでもない珍品が誕生し、非売品となって自分の書棚に帰還することとなった。




 恐ろしくお世話になっている御客様のSさんからはベトナムのお土産を頂いた。赤いペンケース。ボールペンやサインペン、紐きりやハサミやのりなど古本屋必需品文房具をむき出しでカバンに仕舞っていたぼくだけにペンケースは願ったり叶ったり。


at 08:11, 古書赤いドリル, -

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