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悪いのは誰だ?

 つい最近の話である。大判の大山10本口を二千円の下札で落札した。1冊、気になるタイトルの分厚い大判が入っていたこと、怪しい右翼神道集団の機関誌が何冊も入っていたから、殆どゴミだったけど買ってみた。その「気になる」一冊は見るからに「まんじゅう本」の様相ではあったが、中を見ると面白く、書込み線引きはあったけど3,000円の札をつけてみた。で、窓展初日、気づかなかったがその大判は即売れていた。「アレ?」、もしかしてやっちゃったかな、と嫌な予感。そのタイトルを「日本の古本屋」で検索、1冊のみヒット。価格は10万円だった。ヤフオク及amazonではヒットせず。珍しいとは思ったが、10万円つけるほどの本ではないと思ったのだが、よくよく考えれば内容的にも相当面白かったので、一気に敗北感に襲われた。そもそもそれ目当てで買ったのに3,000円しかつけないセンス、気になるタイトルだったにも関わらず一応ネットでチェックすべきであったところを「時間がない」ことを理由に調べもせず棚に並べてしまった迂闊さ。もちろん、10万円つけたからってすぐ売れるわけではないが、このあたりがつまり古本屋としてのセンスを問われる部分であり、「勝負師」か否かを質される点である。悟った。古本屋としてのセンスも勝負師としての勘も、どちらもぼくにはない。  


 こんな風に日々「賭博」的な神経戦を強いられているのが古本屋である。例えば、市場に出品されている戦前の雑誌を買うときに、即売会のお客さんの誰かを思い浮かべ、これはきっとあの人が買ってくれるなと思い入札・落札し、それを棚に並べる。そのお客さんがそれをガバッと帳場に持って来てくれたとき、内心快哉だ。スルーされれば、その「賭け」に負けたことになる。ただ、その売れ残った何かがネットで「爆発」したりする、嗚呼あのとき買われなくてよかった…としみじみ噛み締めたり、この商売はひたすら一喜一憂だ。で、バドミントンのエースふたりの話である。  



 自民党を中心に、「カジノ」を推進している政治家たちはふたりを即刻助けてあげなさい、と云いたい。その場が違法か合法かという違いだけでやることは一緒なのだ。しかも、自民党は「東京五輪に向けてカジノを作ろう」と盛り上がっているのである。五輪目当てにやってきた外国人や観光客からカジノでお金まきあげようぜ、「アベノミクス」のリーサルウエポンとしてやつらは推進しているのだ。錦糸町のカジノに行ったらアウトでお台場の国営カジノはOKという理屈を彼等が理解する必要はない。すべては安倍や自民党が悪い。國が推進しているくらいだからカジノに行っちゃいけないなんて思わなかったのだ、ふたりとも。悪いのは安倍であり、ふたりのエースではない。会社をクビになるのは会社の判断だから構わないが、バドミントン協会は自信を持ってふたりを五輪に送り込めばよい。安倍がなんとかしてくれるよ。

at 11:50, 古書赤いドリル, -

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