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糞記事

 オリンピックの卓球、団体戦で日本はドイツに負けたが、ドイツチームは中国の難民と揶揄する書込みなどを見つけた。スポーツの世界で「帰化」は珍しいことではない。今更こういう書込みをする人間のことをわざわざ気にする必要はないのだが、ただ腹が立つ。昨年盛り上がったラグビー日本代表。日本代表が世界の強豪国と渡り合えるのも日本に移住して日本代表として頑張る外国人がいるからである。そういった選手がいるだけで、少なくともそのことによって生じる競争力が代表の力を底上げすることは間違いない。中国代表になれなかった選手がヨーロッパのいろんな國で代表となり祖国と対決、それだけで相当面白いじゃないか、とぼくなんかは思うが。ほんとうは昨日ブログにアップしようと思って結局アップしなかったネタがある。日刊SPA!というサイトで明徳義塾のことについて書かれた文章に腹が立ち、怒りに任せてその糞記事を書いた北村某というライターをボロクソに書いたのだが、こんな悪口をアップする意味がないなと、とりやめた。しかし、さっきのこと、朝日新聞公式ツイッターが馬淵監督を中傷したとの記事を読んで、自分の「怒り」を持て余してしまった。世間の『朝日新聞』バッシングの嵐のときでさえぼくはずっと『朝日』を擁護し続けて来たというのにこんな仕打ちをするのかお前らは…という絶望感。新聞記者(?)のくせに、くだらない無知のライターが書いた日刊SPA!の記事にわざわざ馬淵さんの悪口のっけて拡散するという愚挙に沸騰し、そのねっこにあるものにうんざりする。今回の場合、その「誤審」はほぼ勝敗が決していた場面で起きた。ヤフコメ見ても「監督関係ないじゃん」「明徳に関する記述と誤審は関係ない」と日刊SPA!や朝日の記者を批判するコメントは多かった。しかし、県立の境高校を善とし馬淵明徳をヒールに仕立てようというその日刊SPA!の記事と朝日の記者の根底に潜む「悪意」がぼくには許せない。その「悪意」は例えば愛ちゃんたちが戦ったドイツ代表の中国系の選手への中傷コメントなんかとも通底する。審判の誤審は高校野球の世界ではほんとうによくある。数週間前にも、創志学園と玉野光南戦に於ける審判の対応に絡めて書いたばかりだ。だから、監督は「抗議」してもいいのだ。あのときは境高校の監督がもっと抗議してもよかった。いつだったか、横浜高校の渡辺監督が猛然と抗議をしているのを見た。百戦錬磨の監督ならばそれもできようが境高校の監督は伝令を使って審判に質問に行くことすらできなかった。謙虚すぎると思った。高野連は圧力団体に等しい。明徳は出場辞退を強要されたこともある。今回、常葉菊川の森下監督が他校にトラバーユするから甲子園では指揮しないと表明したら問題になり結果的に高野連からの指導によって森下監督の「契約」は変更を迫られた。これだっておかしな話だ。私立の一監督の「契約」にまで口を挟むなんて。高野連と朝日新聞が作り上げる「高校野球サンクチュアリ」からはみ出してしまう馬淵監督はつねにヒールを強いられる。そんな尻馬に乗っかった日刊SPA!の記事がほんとうに許せなかった。しかもその記事は週刊朝日の増刊号に掲載された情報を下敷きにして作られた一切取材してもない糞記事だったから尚更だ。自分にとって都合のよいところしか見ない人たち、例えば佑ちゃんやマー君を県外留学生球児と揶揄する人はあまりいなかった。松坂を県外留学生と中傷する人もいなかったと思う。審判の誤審に一切関係ないことをわかっていながら悪意の尻馬に乗って誹謗を繰り返す連中との戦いはいつまで続くのだろう。ずっとか。明日、明徳の対戦相手は沖縄県立嘉手納高校、また、日刊SPA!は糞記事載せるか。

at 21:01, 古書赤いドリル, -

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